新宮の祖父母の家に泊まったとき、朝の散歩でJR新宮駅の近くの「徐福公園」に寄りました。
徐福というのは人の名前で、約2200年前、中国の秦の始皇帝に仕え、その命を受けて、不老不死の霊薬を求めて熊野に渡来したと伝えられているそうです。
公園の中には、「不老の池」と名付けられた小さな池があります。石柱には、徐福の7人の重臣たちがそれぞれ有していたとされる7つの徳(「和」「仁」「慈」「勇」「財」「調」「壮」)が刻まれています。
鯉も七匹。
池のそばには、不老不死の霊薬の正体ではないかといわれている天台烏薬(てんだいうやく)の木が7本植えられています。
葉っぱを1枚いただいて食べてみました。
かすかな甘みがありますが、生で食べるものではないですね・・・
徐福のお墓をお参り。徐福は熊野が気に入ってここに永住し、農耕、漁法、捕鯨、紙すきなどを伝えたといわれています。
園内には売店もあります。
天台烏薬(てんだいうやく)で染めた布が飾られていました。
天台烏薬のお茶を買ってみました。
不老不死は期待していませんが、胃にいいそうです。ほうじ茶が配合されていて、天台烏薬だけの味がわかりづらかったのですが、ほうじ茶だと言われてもわからないくらい飲みやすい味でした。
Amazonにもありました(大量に入ったのしか見当たりませんが)。
天台烏薬茶・ほうじ茶2g×30袋入り×3個
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