お腹を凹ます体幹トレーニング、効果あり。畑仕事だけしていても体はうまく鍛えられない


4~5年ほど前から、ほぼ毎日ヨガを続けてきた。

体の柔軟性は前よりだいぶよくなり、田畑や山の仕事でのケガ防止にもなっている。体勢を崩したとき、体が硬かったらケガしていたかも、と思うことが時々ある。

ヨガといってもいろんな流派があり、いろんなポーズがあるけれど、ぼくがしているのは寝ころんでのポーズが多い(相方には「おじいちゃんのストレッチみたい」とよく言われる)。

筋トレもしようと思い、いっとき、「長友佑都体幹トレーニング20」という本を見ながら体幹トレーニングをしていた。



効果は感じられたけれど、ヨガと両方すると時間がかかり過ぎるので長くは続かなかった。

ヨガで体をのばして、畑仕事で筋肉を鍛えればいいと思っていたけれど、3年間畑仕事をしてきてわかったのは、うまく使えていない筋肉は畑仕事で体を動かしてもちゃんと使えず、その分、関節に負担をかけてしまっているということ。ぼくは筋肉をちゃんと使えていないことが多いようで、筋肉痛になるよりも関節痛になることのほうが多い・・・。

これはまずいと思い、最近、長友選手のパーソナルトレーナーである木場克己さんの「1週間で腹を凹ます体幹力トレーニング: 1日5分 誰でもラクラク即効!」という本を買って体幹トレーニングを再開した。




基本的なトレーニングとして、お腹をへこます運動(ドローイン)があり、どうもこれがいいようで、すぐに効果を感じた。

背筋を伸ばそうとしなくても、お腹を凹ますと自然と背筋が伸びる。お腹を凹ましながら運動をすると、今まで使えていなかった筋肉が使えるようになってきたような感じもする。

お腹を凹ますだけなので、人目があるところでも、いつでもどこでもできるのもいい。姿勢がわるくなってきたな、と思ったらお腹を凹ます。体を動かすときにお腹を凹ますのを意識する。手持ち無沙汰になったらお腹を凹ます。ヨガや筋トレは、そのための時間を確保する必要があり、ある程度まとまった時間が必要だし、1日に何時間も時間をとるのは難しいけれど、お腹を凹ますのはその気になれば1日に何回でも何時間でもできる。

「腹を凹ます」「全身引きしめ」「ねこ背を治す」「下半身強化」「腰痛改善」「アスリート級」というテーマごとに運動がまとまっていて、数が多すぎずシンプルなので取り組みやすい。本屋でレジに持っていくのが恥ずかしいタイトルだけど、おすすめ。


【関連記事】
「日本的なるもの」を受け継ぐ雄弘ヨーガのおかげで、ヨーガを続けています

by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto