香川に移住して1年目の夏、家の中にヘビが現れた。たぶんアオダイショウ。
天井近くの壁の隙間から顔をぬっと出してした。尻尾までは完全に入って来ず、家の中の様子を見ているようだった。洗面所に行くためにはその下をくぐり抜けなければならず、相方はヘビに声を掛けて通してもらっていた。そのヘビはそこが気に入ったようで、しばらくの間、ヘビと一緒に暮らしていたけれど、そのうち姿を見なくなった。翌年からは全く現れなくなり、観察した結果、家の中で一緒に暮らすのは難しそうだと判断したのかもしれない。
先日、台所の流しで口をゆすいでいると、右目の端っこにヒモのようなものが映った。顔を上げた途端、ぼくは「ぬおーー」と叫び声を上げた。顔の間近にヘビがいて、銀色の流し台に灰色のヘビが乗っていた。
ぼくの大声を聞いて相方がやって来た。「ヘビさん、どこからやってきたん!?」と話しかけ、家の中から出て行ってくれるように頼んでいた。
ぼくよりも驚いたのはヘビのほうかもしれない。いきなりの大声にびっくりしたのか、お腹をぴくぴくとさせていた。寝る直前に様子を見に行くと、同じ場所で全く同じ体勢でじっとしていた。出て行ってくれるようにぼくもお願いしておいた。
翌朝起きると、真っ先に台所に直行した。ヘビの姿はなかった。
香川で古民家暮らしを始めてから、家や畑や道で何度もヘビに遭遇している。アオダイショウやマムシの他、大小さまざまな名前の知らないヘビたち。
今朝も畑から帰る途中、道路に小さなヘビがいた。
可愛い顔をしているので接写モードで近づいて撮りたかったかったけれど、そこまで近づく勇気はなかった。
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by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
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先日、台所の流しで口をゆすいでいると、右目の端っこにヒモのようなものが映った。顔を上げた途端、ぼくは「ぬおーー」と叫び声を上げた。顔の間近にヘビがいて、銀色の流し台に灰色のヘビが乗っていた。
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翌朝起きると、真っ先に台所に直行した。ヘビの姿はなかった。
香川で古民家暮らしを始めてから、家や畑や道で何度もヘビに遭遇している。アオダイショウやマムシの他、大小さまざまな名前の知らないヘビたち。
今朝も畑から帰る途中、道路に小さなヘビがいた。
可愛い顔をしているので接写モードで近づいて撮りたかったかったけれど、そこまで近づく勇気はなかった。
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