よしずの効果を実感。太陽の熱を味方につけたい

家づくりのことを少し勉強すると、去年まで夏に太陽の光と熱を大きな窓からガンガン入れて暑い暑いと言っていたのがいかにマヌケだったかがわかった。

南側の廊下に大きな窓が4枚あるが、去年までその一部に内側からすだれを掛けているだけだった。しかも、建設途中の薪風呂の建屋のコンクリートからの照り返しが入って暖房効果を発揮していた。

今年は、日中に不快なほど暑くなった頃、すぐに近所のホームセンター(コーナン)によしずを買いに走った。

車なし生活なのでよしずを家まで自力で運ぶのはなかなか大変だけど、コーナンでは軽トラを無料で貸してもらえる。

買って来て昼からよしずを立て掛けたその日は、室内の暑さがたいして変わらなかったけれど、日の出前からよしずが太陽光を遮っていた翌日からは明らかな効果を感じた。


最初は2枚買ったけれど、少し横に隙間ができたので、もう1枚買い足して窓を完全に覆うと、さらに暑さが和らいだ。太陽の威力を思い知った。少しの光が入るか入らないかで、家の中の温度がだいぶ違ってくる。


ホームセンターでよしずを選びながら、買わなくても笹藪から材料をとってきてつくれそうだなぁと思った。こもあみの壁掛けをつくったことがあり、それと同じ方法で作れそう。とはいえ、暑くなってからでは手遅れだった・・。

太陽の光と熱をなるべく遮断しつつ、風を通すにはこれくらいの編み目がいいのだろう。昔から長く使われ続けているアナログの道具は理にかなっている。

冬には太陽の熱がありがたく感じられるけれど、夏になると厄介もの扱いばかりしてしまうのは、その生かし方を知らないからだろう。

太陽の熱で調理するソーラークッカーを前からつくりたいと思いながら、まだ着手できていない。夏にソーラークッカーを使い始めれば、太陽の熱に夏も感謝したくなるかもしれない。

調べてみると、ソーラークッカーのキットもあり、手始めにはこれがよさそうだと思った。


アースダンボール ダンボール製 太陽光調理器 エコ ソーラークッカー


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by 硲 允(about me)
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