関節の痛みにスギナ。自然療法と間抜けなエピソード

ギターの弾き過ぎか、右肘(ひじ)の痛みが続いていたので、家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法(東城百合子 著)という本を開いてみた。




これによると、芋パスターやしょうが湿布、ビワ葉温灸がいいと書いてある。スギナもいいらしい。

相方が前につくってくれたスギナのエキス(玄米焼酎漬け)が家にあったので、肘に塗ってみた。



その日、手が空いているときには左手のてのひらを右肘に当ててレイキもかけておいた(レイキについてはこちらの記事に書いています→「レイキのアチューンメントを受けました」)。

翌日、早朝から畑仕事。肘の痛みが出ず、そんなにすぐに効果が出るとは、びっくりした。スギナがよかったのか、レイキがよかったのか、両方効いたのかもしれない。

ところが、今度は右の手首が痛い。しばらく身体を休ませたらよくなるだろうけれど、畑の草は待ってくれない。無理をし過ぎなければよくなっていくだろう。手首にもスギナを塗っておこうと思う。

身体のどこかに不調が出たら、いつもまずこの本で調べてみる。昔はちょっとしたことで病院に行っていたけれど、野草の力や人間の自然治癒力を知ってからは、余程のことがない限り病院には行かなくなった(歯医者以外は、病院にもう6年くらい行っていない)。

東京にいた頃、相方の喉に不調が出て、1ヶ月以上咳が止まらなかったとき、芋パスター(里芋やジャガイモをすりおろしてショウガを混ぜて湿布にする)を当てるとあっという間によくなってびっくりしたことがある。薬草や野菜など自然のものをそのまま使った治療というと、速効性がないと思われがちだけど、場合によっては驚くほどすぐに効果が出る。切り傷にすりつぶしたヨモギを当てておくとあっという間に血が止まるのも、最初に体験したときは驚きだった。

ある時、畑で激しい腹痛に襲われ、なかなかおさまらないので盲腸かもしれないと思い、家に急いで帰ってこの本を開いた。

盲腸炎にはハコベがいいと書かれていたので、庭で草を摘んで生のまま食べてみたけれど、いっこうに痛みがおさまらない。

しばらくして、褌(ふんどし)の紐を締め付け過ぎていたのが原因だとわかり、自分の間抜けさに苦笑いした。

その後、庭で摘んだ草はハコベではなくてオオバコだと気づき、自分のアホさ加減に自分でウケた。

薬草が効くといっても、草を取り違えたら意味がない・・・。いざというときに助けてもらうには、普段からいろんな薬草に慣れ親しんでおくことが必要らしい。


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by 硲 允(about me)
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