そら豆とえんどう豆の種まき。虫食いの穴があっても大丈夫!


畑が冬らしくなってきた頃、毎年、そら豆やえんどう豆の種まき。

毎年、種採りをしている。種採りといっても、豆自体が種なので簡単。ザルに入れて乾かしておくだけ。よく乾いたら虫が入らないように密閉容器に入れておくといいのだろうけれど、例年そのまま廊下で干しっぱなしになっていて、種まきの頃には虫が入った穴だらけになっている。


この姿を初めてみたときは、これを種まきしても芽が出ないだろうかと心配になったけれど、試してみると、元気に発芽してくれた。虫たちはきれいなまん丸な穴をあけて中に入り、美味しそうなところを全部食べてしまっているように見えるが、なんと、発芽に必要な部分はちゃんと残してくれているのだった。自然の摂理の見事さを感じる。


こちらは小豆色の小さなそら豆。これも見事に虫食いの穴だらけだけど、種まき用ならこれで問題なし!


えんどう豆もお見事に、穴が空いてビーズのようになっていた。

今年はそら豆とえんどう豆の種まきがちょっと遅めになってしまったが、この冬は昼間あたたかいので、大丈夫だろう…。えんどう豆は、野菜の少ない春先、貴重な食料になる。そら豆も大好きなので、食べきれないくらい育ててみたいのだけど、秋はなんやかんやといそがしく、暇を見つけては寒くなり切る前に大慌てで種まきするのがこの時期の大事な畑仕事。


【関連記事】

by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto