おへそカフェ&ベーカリーのエインコーンの冷凍パン

 エインコーンという名前の小麦を初めて知りました。


高松の自然食品店「ちろりん村」で見つけた、広島の「おへそカフェ&ベーカリー」のパン。冷凍シリーズも始まり、初めていただきました。


このような袋に入って冷凍されていて、自然解凍します。解凍してそのまま食べられるようにつくられていますが、お好みでトーストしたり。

原材料は、有機エインコーン全粒粉と、天日湖塩のみ。酵母は、エインコーンと水だけで起こしたエインコーンサワー種を使用しているとのこと。

蒸したり、鋳物のフライパンで焼いたりしていただきました。


一口食べてびっくり。想像以上の美味しさで、お腹の底から力が湧き上がってくる感じ。複雑な旨味に、自然な甘さ。小麦って本来、こういうものなんだ…という感動があります。

うちで何かのお祝いのときは、ケーキじゃなくて(砂糖入りの甘いケーキは食べられなくなりましたが)これがいいなぁ…と相方と話しました。「お祝いにケーキ」は誰が始めたんだろう。お祝いに古代小麦パン、というのはどうでしょう。お祝いじゃなくてもまた買ってしまいそうですが…。

ちなみにエインコーンは、古代小麦の中でも最も古くからある品種とされているそうです。アインコーンと日本語で表記(発音)されることもあり、ヒトツブ小麦とも呼ばれるらしい。今のところかなりレアな存在ですが、もっと出回ってほしい…!