頑張る→楽しむ



目標を定め、そこへ向かって努力して頑張っていく、というスタイルはこれからもう時代遅れになっていくのではないかと、草刈りをしながらふと思った。

努力したり頑張ったりしている最中に喜びがあればいいけれど、そうでなければ、苦しみや我慢や不満足の時間を多く過ごすことになる。その果てに目標を達成したところで、また次の目標が現れる。そして、再び努力や頑張りの時間が続いていく…。

それよりも、日々の時間をいかに楽しく、喜び多く過ごすかを工夫する人が増えてきているような気がする。ぼくもここ数年で、そういう方向に切り替えてきた。

楽しいことは無理なく続く。その結果がどうであれ、楽しい時間を過ごしたのだから、後悔は少ない。

ただし、楽しいといっても、快楽におぼれたり、不毛な時間を過ごしてヘラヘラと楽しんだりするのでは、本当の楽しさとはいえない。楽しんでいるつもりが、心のどこかで、不安が募ってくるので、それは自分がやるべきことではないというのが自分でわかる。

自分にとって意義のあることをして楽しむためには、ゆとりや時間が必要となる。まずはそれを取り戻す必要がある。