安物食いの銭失い

よく聞く話ですが、健康にいいものを食べれば、食費がちょっとくらい高くなったとしても、病気にならずに済むので病院に行くことがなくなり(少なくなり)、結局は家計の負担が減る、というのは本当だと思います。

ぼくもむかしは、おかしなものばかり食べて、おかしな病気ばかりして、おかしな医者にあたってよくなることもなく、財布にも心身にも負担がかかっていましたが、食を変えてから、心身の不調が少しずつ解消され、病院のお世話になることもほとんどなくなりました(この頃は、歯医者さんの定期検診くらい)。

食にこだわると食費が高くなる、といっても、しれています。お店によっては、オーガニックとそうでない野菜で2倍も値段が違う、ということもあるかもしれませんが、最近は、オーガニックの食材も手頃な価格で手に入りやすくなってきました。それに、栄養のつまった食べものは、そうでないものに比べて、少しで満足するものです。食材にこだわっていると、だんだん少食になってくることが多いのではないかと思います。少食といっても、見た目と重量のカサが減っているだけで、中身は詰まっている、というのであれば、消化・吸収にも負担がかかりにくいだろうし、効率のよい食べ方、ということになります。見た目は似たような人参100gだとしても、その中身は人参それぞれ。どこかで計測してもらえば、数値としていろいろ表れるのだと思いますが、そんなことをわざわざしなくても、体で感じられるものです。

安くて体によくないものを食べて医療費にお金を使うよりも、それなりの値段で体にいいものを食べて、元気に生きていったほうがお得だと思うのですが、どんなものでしょうか。