「冷えとり」を始めて、そういえば、体を温める飲みものといえばタンポポ茶があった…とふと思った。
たんぽぽ茶は健康にこだわるお店ではけっこう見かけるが、農薬を使用しているかどうかかかれていない製品も多い。日本で暮らしていると、タンポポといえばあちこちで野生で育っていて、農薬をかけながら育てるようなものではないというイメージだけど、お茶にするために太い根っこを育てようとすれば、化学肥料や農薬を使用する可能性も考えられる…。
確実に農薬を使用していないものがいい、と思い、小川生薬のポーランド産有機タンポポ茶を買ってみた。
テトラ型ティーバッグに入っているが、素材がよくわからず、見た感じ、土に還らなさそうで、ぐつぐつ長時間沸かすのも心配なので、綿100%のお茶パックに中身を移し替えて煮出している。
1煎目は、コーヒーのような色合いに。
味はコーヒーではないが、コクがあり、豆乳を少し加えるのが好み。
2煎目も試してみた。シナモン、フェンネル、カルダモン、ジンジャーなどのスパイスを加えると、美味しいチャイができた。
3煎目はさすがにだいぶ薄くなってくるので、お気に入りのカモミールティーとブレンドして、夕方や夜のお楽しみ。
タンポポ茶のあたため効果は、肌で感じられ、暑い日の昼間に飲むと、汗がにじみ出てくる。肌寒いときにも飲みたくなる。
タンポポ茶も、ものによって風味はいろいろだと思うけれど、これは予想以上の美味しさで、健康のため、というよりも、美味しいから毎日飲みたくなる。
次回はこっちの大きいほうを買う予定。
小川生薬 ポーランド産有機タンポポ茶 72g(36袋)
庭のタンポポを掘り出して自分でつくればいいのかもしれないが、今のところなかなかそんな余裕がない…。自分でつくるとどんなふうになるのか、いつか試してみたい。