チェコのオヴォツネー・クネドリーキらしきもの。


雑誌「veggy (ベジィ) vol.77 2021年8月号」で。チェコのオヴォツネー・クネドリーキという料理を知りました。オヴォツネーは果物、クネドリーキは湯でたパンのようなものを意味するようです。

現地では小麦粉でつくられるようですが、この雑誌のレシピでは白玉粉と米粉を使っています。一般的にはカッテージチーズの上にダンプリングをのせたり、チーズを上からかけたりするようですが、ベジ雑誌の特集なので、動物性のものは使わず、代わりに水切りヨーグルトでアレンジしています。

うちにある材料でさらにアレンジ。

下のソースは、さつまいもとココナッツミルク。ダンプリングは、だんご粉と米粉をミックス、黒い方はキャロブパウダーを混ぜ込みました。

生地の中には、フルーツが入ります。チェコではいちごやあんずなど、季節の酸味のある果物が入ることが多いようです。家にあったバナナを入れてみました。

白玉団子を茹でるときは、浮いてきたらOkとしていますが、生地がちょっと分厚くなるので、浮いてからもまだしばらく(全体で10分弱ほど)茹でました。

庭のスペアミントを添えて完成。

アレンジしまくりで、チェコの方からオヴォツネー・クネドリーキの認定は下りなさそうですが、美味しいデザートができました。

チェコではこの甘い料理を夕食のメインで食べることもあるそうです。じゃがいもを練り込んだものもあるらしい。パンを練り込む、という話もでてきて、どういうことかと思ったら、食べきれずに残った場合、それを角切りにして次の生地の中に練り込むらしく、合理的。いろんなバージョンをつくってみたくなりました。