冷えとりで夏の靴下重ね履き?熱中症に注意

今年の夏の暑さは、まだマシなほうだろうか。だけど、何回か熱中症になりかけた…。

そのうちの1回は、靴下の履きすぎ…!!

この春頃から「冷えとり」なるものをはじめて、その方法論によると、夏も下半身を温め、靴下を重ね履きするという。

ものは試しと、真面目にその理論に従っていたのだが、蒸し暑いある夜、やたらと喉が乾き、息苦しくなってきて、これはまずいと思って、自分の足元を見ると、そんなに暑がりながら、靴下を5枚も履いているではありませんか。

さすがにこれはおかしい、と思い、靴下を上から1枚ずつ剥いで残り1枚にしてみると、あら不思議、快適ではありませんか。息苦しさもすぐにおさまってきて、一件落着。本格的な熱中症になる一歩手前でした。

真夏の靴下重ね履きには要注意!…って、そんなことをしている人は数限りあると思いますが…。

たしかに、真夏でも冷房の効きすぎた部屋でじっと座って長時間デスクワークをしているような状況なら靴下の重ね履きは有効かと思いますが、暑いなかで動き回っているような暮らしでは、靴下の重ね履きは考えものです。熱中症になりかけて以来、夏は絹の5本指ソックスと、その上に綿やリネンの先丸ソックスの2枚履きにしています。これでちょうどよさそうな感じ。理論は理論として参考にしつつも、自分の暮らしや状態にあわせて適応させていくことの大事さを改めて実感させられました。