発酵粥のパンケーキ


鋳物のフライパンで、パンケーキと畑のナスを焼く。

浸水していたお米が炊く前にいつの間にやら発酵していたようで、酸っぱいお米が炊きあがった。予期せぬ発酵食。菌によって分解が進んでいて、消化には良さそうだし、そのままでも食べられないことはないが、いつものご飯ほど美味しくなかった。翌日もお粥にして食べたが、すっぱいお粥だった。もう一食続けてすっぱいお粥はちょっときつく、相方が小麦粉を混ぜてパンケーキにしてくれた。酸味を調和して食べやすくするために、スパイス(コリアンダーとシナモン)入りで、塩をきかせて。

お米がもちもち感を出し、パンケーキというか、たこ焼きを思い出させる食感に。思いがけず、夏祭り感が出た。醤油をかければ、さらにたこ焼き風。この頃、海のものは全く食べなくなったが、鰹節と青のりをかければますますたこ焼き気分が味わえそうだと思った。

フライパンの空いたところで、畑で今年初収穫のリトルフィンガーなすも焼いた。名前は小指サイズ、ということになっているが、親指かそれ以上の太さにはなる。この雨続きで、畑は水びたし。せっかく赤くなりだしたトマトが破裂しまくって悲しいが、水が好きなナスは一気に大きくなった。雨続きの鬱々も、あと数日の辛抱か…からっと洗濯物を乾かしたい。