鉄のフライパンを使い始めてから、5年くらいになります。
これを使い始めると、もう元には戻れません。
最初のうちは、重たくて片手で持ち上げるのも「よいしょ」という感じで、錆びないように手入れするのもちょっと大変でしたが、もう慣れました。手首も鍛えられました。
とにかく、これで調理するとおいしいです。
買ってきたパンをトーストしたり。
自家製天然酵母でパンを焼いたり。
これは、最近相方がつくってくれた、カキのオムレツ。
そのほか、魚を焼いたり、野菜炒めや卵焼きをつくったり、いろいろと活用しています。
鉄のフライパンは、使い込むうちに油がなじんできて、ものによっては油を敷かなくても調理できます。鉄のフライパンは焦げつきやすいんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。魚も焼けます。新品のテフロン製品のように、ツルっと、とはいきませんが、洗って落とすのが大変なほど焦げついたことはないです。魚を焼くときは、下に野菜を敷いておくと焦げにくく、野菜も魚のだしが効いておいしく調理できます。
前まではフッ素加工(テフロン)のフライパンを使っていましたが、フッ素は発がん性などの危険性がいろいろいわれていて、避けたいものです。テフロン加工の表面がはがれたフライパンを見ると恐ろしくなります・・・「これ、ほとんど体に入ったんやろなぁ」と。
うちで使っているのは、岩手県の「及源鋳造」というところのものです。岩手県奥州市の鉄器の歴史は、1090年頃まで遡るそうで、及源鋳造は創業1852年。製品も、長い歴史を感じさせる重厚感があります。
及源鋳造の鉄のフライパンは、手入れをして大事に使えば100年以上使えるそうです。安物のフライパンを何度も買い替えるより金銭的にもお得です。
手に取ってみて選ぶのいいと思いますが、amazonでも販売されています。
南部鉄器 フライパン24cm CA9
(うちのは木の柄がついていますが、こちらは持ち手も鉄のタイプ)
パン焼き器もそのうち欲しいなぁと思っています。
南部鉄器 タミさんのパン焼器 F342