焼きイモのある自宅打ち合わせと「冷やし焼き芋」のこと。


相方と友人とで、香川で映画の上映会をしようと企画中。

香川に移住して、この春で3年目。1年目は田んぼだけで精一杯だったけど、暮らしに少しは余裕が出てきて、何かイベントのようなこともしていきたいと思っていたので、友人に声を掛けてもらって、ちょうどいい機会になりました。

1回目の打ち合わせは、うちの応接間で。ぽかぽかと天気のいい日で、外で相方と一緒に焼き芋を焼きながら待っていました。

東京にいた頃に、こういう打ち合わせをするとなるとたいていカフェだったなぁと、火を見ながら思い出しました。カフェもいいけど、しょっちゅうだと飲みもの代もけっこうかかるし、周りの席にうるさい人がいたりお店が混んでたりすると落ち着かないし、家で焼きイモを焼きながら待ってられるなんて平和だなぁと。ちなみに、アルミホイルにくるんだ紫イモは、うちの隣りの畑で有機栽培している方が育てたもの。


約束の時間にイモが焼き上がりましたが、友人は結局、仕事の都合でその日は来られなくなり、翌日に延期。美味しく焼けた芋を食べてもらえなくて残念でしたが、仕方のないことです。


夕方になって寒くなってきたので、家に入って相方とティータイム。

5本焼いたイモをあったかいうちに全部食べるのはさすがに無理で、翌日の朝食にしました。翌日になったら味が落ちるかなぁと思っていましたが、石油ストーブの上であたためたら、焚き火で焼きたてのときとそんなに変わりませんでした。

その日、本屋で相方がこんな本を見つけました。


焼きいもに特化したこんなニッチな本があるとは。

それによると、焼きいもは冷めると味が均一になるそうで、「冷やし焼き芋」は沖縄では一般的なおやつらしい。

なるほどー、これからは焼きいもが冷めるのを心配しなくてよくなった!と、うれしい発見でした。


by 硲 允(about me)
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