ジャガイモの植え付け。自然農では種イモの切り口に灰を付けなくていいらしい。


ジャガイモの植え付けの季節です。



こちらの種イモは、近所のマルナカ綾南店(香川県綾川町)で買ってきた無農薬の男爵(左)とメークイン(右)。最近はスーパーでもこういう無農薬のものが手に入るようになり、助かります。スーパーといっても、マルナカは特別にがんばられているのかもしれませんが…。ちなみにマルナカというのは、高松で生まれた香川を代表するスーパーです。


卵より大きい種イモは、分割してもいいと本で読み、包丁で切って玄関先で切り口を乾かしておきました。切り口に灰を付けるのが一般的ですが、自然農・栽培の手引き(鏡山悦子 著, 川口由一 監修)によると、自然農ではその必要は特にないそうです。







翌日にはこんな様子。男爵だけ、切り口がまだらに黒くなっていました。


不耕起栽培をしているので、準備は植え付ける畝の草を鎌で刈るだけ。スコップで種イモの高さの2倍くらいの深さの穴を掘り、植え付けます。


土と被せ、乾燥予防に刈った草も被せておきます。

剪定した庭木の枝葉を焼いた灰もかけておきました。うちの畑は場所によってはスギナがたくさん生えるところを見ると酸性に傾いているところもあるらしく、それを中和するために灰をまいたのですが、後で調べてみると、ジャガイモは酸性にも比較的強いようなので、特に必要なかったかもしれません。まぁ、土の栄養や病気予防にもなりそうなので、まかないよりはよかったような気がします。

去年、一昨年は、小さなジャガイモしか育ちませんでしたが、今年はどうなるでしょうか。ここで自然農を始めて3年目。土がだいぶ変わってきたようなので、どうなるか楽しみです。

ちなみに、最近は収穫はこんな感じ。


まだ大根が育っています。小松菜や半結球山東菜は花芽を伸ばし、小松菜は黄色い花を咲かせているものもあります。日野菜カブという紫色の長細いカブもまだとれます。


つぼみを付けた菜っ葉は、シタビラメ(ゲタカレイ)と一緒に鋳物のフライパンで炒めると、柔らかくて甘味があり最高でした。