「しゅわさかさん」を沸かしてしまったから、分けてもらえない?
と、友人から相方にメールが届きました。
「しゅわさかさん」というのは、世界各地の野草などの善玉菌がたくさん入った飲みもので、もともとはその友人から分けてもらったものです。
菌なので、沸騰させると「しゅわさかさん」は死んでしまいます(生き残っている菌もあると思いますが)。寒いので、ちょっとあっためて飲もうとしたところ、うっかり沸騰させてしまったのでしょう・・・。
せっかく来てもらうので、ほかにもお土産を用意しておきました。
翌日、友人が訪れ、庭で育ったキンカンのコンポートを分けてくれました。コンポートといっても砂糖不使用で、ぼくが砂糖を控えているのを覚えてくれていたのだと思います。ありがたや。
それに、友人の友人が作ったという、黒にんにくも。
ちょうど最近、お店で黒にんにくを見掛けて食べたいなぁと思ってたところだったんです(買うと一個何百円もします)。
「しゅわさかさん」、もともとはその友人から分けてもらったものなのに、うちで育てたのをお返しして、それと交換でまたいろいろ美味しいものを分けてくれるとは、ありがたや…という感じです。
「物々交換」は、田舎暮らしではよくあります。「交換経済」なんて難しい言葉を使わなくても、それはもっとシンプルな気持ちの受け渡しです。
さっそくおやつにいただきながら、「こういうのっていいなぁ」「幸せってこういうことやなぁ」としみじみ、相方と話しました。
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発酵マニアの天然工房(きのこ)
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