ブログ運営

ブログで自分のキャラをつくるとメリットもあるが制約も生まれる。

多くの人に自分のブログを読んでもらいたければ、自分のことを知ってもらう必要があります。

ブログを書いている人が山のようにいるなかで自分のことを覚えてもらおうと、わかりやすく「キャラ」を設定している人もいます。

その方法はいろいろで、記憶に残りやすい奇抜な似顔絵を使ったり、自分の性質の一面を強烈に打ち出したり、特徴的な言葉遣いを用いたり。

そうやって覚えてもらえば、読者を増やしやすいのかもしれませんが、一方で、それによる制約も生まれるだろうなぁと想像しました。

つまり、ずっとその「キャラ」を演じ続けなければいけないわけです。その「キャラ」が面白くて近づいてきた人たちは、常にその「キャラ」を期待しています。そこから外れたことをすると、その読者たちが離れていってしまうかもしれないという思いに囚われることになるでしょう。

ぼくはなるべく制約のないところで文章を書きたいので、キャラづくりはしないようにしています。書く内容やその日の気分によって、文章の感じが結構違うなぁと自分で思うのですが、そのときどきに一番しっくりくる書き方をしていると自然にそうなります。

だいぶ前に書いた文章を見ると、そういえばこの時はこんな気分で生きていた、と当時の心持ちがよみがえってきます。キャラをつくったり、作為的な文体で書いたりするのは嫌いなほうで、なるべく「素」のままでいきたいと思っています。