高松の「BOOK MARÜTE」でぼくらの手製本を置いていただけることになりました(現在は取扱中止)

高松市北浜町の港に、古い倉庫や空き家を改装してつくった「北浜alley」という複合施設があります。そのなかにある「BOOK MARÜTE」というおしゃれな本屋さんで、珍妙雑記帖shopの手製本を扱っていただけることになりました。(追記:2018年3月現在、BOOK MARUTEでのお取り扱いはありません)


手製本というのは今どき珍しく、手に取られたことのない方も多いと思いますが、本好きの方は、その手触りというか、一つひとつ時間をかけてつくった本が醸し出す独特の味わいを気に入ってくださるようです。インターネット販売もしていますが、やっぱり手に取っていただくと一番よくわかると思うので、こうして書店に置いていただけるのはありがたいことです。

「BOOK MARÜTE」では、これまでに発売している4冊とも置いていただいています。


「今」:こちらは、東京で暮らしていた頃の日常の断片や暮らしの中で生まれた想いをスケッチするように描いた随筆集。相方によるイラスト入りです。


「おはなし仙人」:これは、もともとはぼくが即興で語ったりギターを弾きながら歌ったりしたものを相方が録画し、書きおこして物語に編集したものです。当時は、会社を辞めてフリーランスになったばかりの頃で、世の中のいろいろなおかしなことに気づきはじめた頃で、ぼくは「おはなし仙人」というキャラとして登場し、世の中のおかしなことに対して怒りを爆発させていますが、その語りは自分でも何度読んでも笑えてきます。まさか本になるとは思わずに語ったことなので、読み手への配慮が何もない分(あとからある程度編集していますが)、独特の「ぶっとび感」があります。もう一度やれと言われても無理です。


「庭の花」:こちらは、物や植物を主人公とした短編集(小説)です。庭の花、ケータイ電話、買い物かごなどの目からみた世界を描いています。読んでくれた方からは、これを読んでから物に話し掛けるようになったり、前よりも物を大事にするようになった、と言っていただくことがよくあります。物の気持ちになれる本なのかもしれません。


「好きなことを仕事にする」(珍妙見聞録 第1巻):自分らしさを大事にしながら、自分の好きなことを仕事にしていえる人たちへインタビュー集です。好きなことを仕事にするにはどうすればいいのか、人生を自分らしく楽しむには…そんなヒントが散りばめられた一冊だと思っています。




高松でお近くまで来られた際には、「BOOK MARÜTE」で手に取ってみていただけたらうれしいです。他にも素敵な本や雑貨がいろいろありました。


アート関係の本が多いです。


香川の風景を青色で描いたポストカード、気に入って買って帰りました。


古道具もあります。

コーヒーなど飲みものをいただけるスペースもあり、のんびりしたくなる素敵なお店です。

場所はこちら。