前に、『地方に移住して「自給的暮らし」を始める前にしておくべき10個のこと』という記事で、そのうちの一つに「プランターで野菜や米などを育ててみる」というのを挙げましたが、これは実際にぼくも、もっと大々的にやっておけばよかったなぁと思っています。
東京で暮らしていた頃は、家の近所で小さな畑を借りていました。といっても、小さな畑どころか、「小さな畑」の中の「小さなひと区画」です。8平方メートルで、月に4,000円近くしました。
畑では、大豆がたくさん収穫でき、大麦もよく育ち、菜っ葉類もちょくちょく収穫できましたが、一年目から無農薬・無肥料で自然栽培に挑戦したので、全体の収量は少なめで(まぁ、この面積ですし)、自給率はほんのわずかでした。
これに加えて、アパートのベランダのスペースも目一杯活用してプランターで野菜を育ててみたら面白かっただろうなぁと。
イメージとしては、こんな感じです。
Spotted by Locals より |
都会でこういうのをしたら、かなりインパクトがあると思います。ご近所から苦情が出ないように気をつけないといけませんが…。
養分のある土があって、光が当たって、水を与えれば、どこでも植物を育てることができます。都会の狭い空間でも、自分が自由に使える空間を工夫して最大限に活用すれば、そこで食べものをいろいろ育てて面白いことができそうです。
先日書店で見掛けた「URBAN PERMACULTURE GUIDE 都会からはじまる新しい生き方のデザイン(ソーヤー海, 東京アーバンパーマカルチャー )」という本でも、都会でおしゃれにプランター菜園している様子が紹介されていました。
本来、地面の土で育てるのが一番だとは思いますが、そういう土地が使えないなら、いくらでも工夫のしようがあります。
プランターで育てるとなると、どんな土を使うかがかなり重要になってくるでしょう。
「自然にカエル」などの生ゴミ処理機を使って、自分の家で堆肥を作るのも面白いと思います。無農薬の野菜を買えば、皮まで安心して食べることができ、捨てるところはほとんどないので、これ一台あれば、都会暮らしの生ゴミ処理はかなり快適になりそうです。(うちはバケツに入れておいて、すぐに畑の堆肥場に持っていくようにしています)
生ゴミ処理機を使ったコンポストトイレでも堆肥を作れればいいですが、これを都会で実践するのはかなりレベルが高そうなのであまりオススメしません(失敗すると虫がわいたりするので…)。