綾川町(香川県)羽床城跡の竹を伐採してきました。竹はチップや竹小舞に。

綾川町・羽床城跡(香川県ウェブサイト より)









ぼくが住む香川県綾川町には羽床地区というところがあり、中世の有力武将、羽床資高氏がかつてここに城を構えていたそうです。今もその跡地(羽床城跡)があります。

どうやら、そこが竹のヤブ状態になっているということで、フォレスターズかがわの活動で手伝いに行ってきました。

周囲をぐるっと廻ると、外から見ても竹だらけ。

中に立ち入ると、こんな感じです。



この整備活動の中心となっているのは、「羽床地区里山の景観を守る会」。この羽床城跡だけでなく、「羽床富士」とも呼ばれる富士山のような形をした「堤山(つつまやま)」など、羽床地区の名所や史跡の景観を守る活動を続けているそうです。


写真の中央には道ができていますが、ここも元は竹やぶだったのでしょう。チッパーで粉砕した竹が敷かれ、歩くとふかふかでした。


太い竹は思いのほか重量があり、伐採の際は油断禁物です。高さは20メートルくらいあり、倒すと予想以上に遠くまで届くことがあるので、複数人で作業するときは声を掛け合わないと危険です。

倒した竹は、上下をそろえて積み上げておき、あとからチッパーにかけて粉砕します。

竹のチッパー(粉砕機)って、いくらくらいするんだろうと思って調べてみたら、本格的なものだと100万円以上するんですね!


共立 KCM125DXBP 竹粉仕様 (5mmスクリーン) チッパー (カッター) シュレッダー 粉砕機【自走式】 ウッドチッパー


もっと手頃なのもありました。


少しくらいの竹なら、畑の支柱にしたり焚き物に使ったり、個人レベルで活用できますが、ヤブになっているのを一気に伐採すると、置き場を確保するだけでも大変です。「爆竹」という言葉通り、燃やすとすごい破裂音がして近所迷惑ですし。

チッパーで粉砕すれば、チップのその場に敷いておくだけで早く土に返りますし、チップを田畑の肥料にすることもできます。

100万以上するような機械を個人で買うとなると大変ですが、地域に一台あるといいですね。

伐採した真竹の一部は、フォレスターズかがわの「薪風呂をつくろう!Project」で建築中の薪風呂の竹小舞として活用する予定です。