謝罪

インターネットの毎月の払込用紙がいつもならもう届いている頃なのに、見当たらない。気になるので、問い合わせてみた。

電話に出たコールセンターの方が、状況を調べてくれた。システムエラーで、今月は発行されておらず、来月まとめて請求されるという。それならそうと、お知らせをくれないと困ります、と言うと、それはそうですね…という感じで、謝罪された。自分の手落ちではないのに謝罪しなければならないのは大変だと思った。システムエラーで請求書が発行されていなくても知らんぷりで、問い合わせが来たらコールセンターの担当者に謝らせればいい、ということを決めている担当者が謝罪すべきだと思うけれど、組織が大きくなるとこういうことになる。がんばって心を込めた様子で謝罪されるコールセンターの方が気の毒に思えた。その方が謝罪したところでどうにもならないので、「どっかに言っておいてください」と付け加えた。

個人では簡単には謝罪しない人間もいるが、組織となると、謝罪すればそれで済むと思っているところも多いようだ。カタチだけの謝罪で済むからだ。下っぱに謝罪させればいい、とか、誰かに責任転化して謝罪させればいいとか、謝罪して辞任すれば済む、とか。

請求書の発行が遅れたくらい、どうってことはないが、この頃は、新型コロナワクチンの副作用や弊害が気になる。いずれそれらが明るみになったとして、誰が謝罪し、誰が責任をとるのだろう。