四川アーサイ(子持ち高菜)を初めて食べる。蒸して(焼いて)塩だけでOK

知らない野菜というのはいろいろあるもので、先日、高松の「春日水神市場」で相方がこんな野菜を見つけました。


芽キャベツにちょっと似ています。商品の説明には、「四川アーサイ」と書かれていました。アーサイは漢字では「児菜」と書くようで、その名の通り、こどもの菜。大きな株からたくさん出てくる脇芽だそうです。

品種はいろいろあって、福岡県JAが商標登録申請している「蕾菜(つぼみな)」、木村種苗園が販売している「子宝菜」などがあるようです。

お店の商品説明では、ほんのりと辛味があるけれど火を通すと甘みが増すと書かれていたので、まずはストーブの上で蒸し器を使って蒸してみました。


味付けは塩をかけるだけ。説明通り、ほんのりとした辛さが効いていて、自然な甘みもあって美味しい! 「子持ちタカナ」とも呼ばれるそうで、たしかに高菜っぽい風味もします。


冬の料理にはストーブが大活躍。次は、ストーブの上に及源鋳造のフライパンを乗せて、じっくりと焼きました。焼いたほうがさらに苦味が薄れて甘みが引き出された感じ。塩だけで充分の旨み。

「四川児菜(アーサイ)」には、「γ-アミノ酪酸(GABA)」という物質が豊富に含まれているらしく、血圧降下作用や精神の安定に効果があるといわれているそうです。そのほか、βカロテンやビタミンEなども含まれているとのこと。

「GABA」といえば、大学生の頃、GABAが含まれたチョコレートをよく食べてたなぁ…精神の安定を求めてたけど、甘いお菓子を食べるよりも四川アーサイのほうがよっぽど心身の安定にはよさそう。


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by 硲 允(about me)
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