食器棚をDIY。杉材に柿渋塗装で簡単&安心!

最近は料理が面白く、料理をする時間が増えると、台所を整えておきたくなります。

離れには食器棚がなく、電源を入れていない冷蔵庫も食器や食材入れになっていました。家に遊びに来てくれた小さなお客さんが冷蔵庫を開けてびっくりしていました(!)。

DIYのいいところの一つは、自分の暮らす空間に合わせたサイズでつくれること。どこにどんなサイズのがあったら使いやすいかなぁと考えるのは面白い。

どんな食器棚がいいかなぁと、雑誌や本などを見て悩んだ結果、こんなのができました。


西村ジョイで買ってきた杉材でつくりました。材料は杉材とビスのみ。道具はのこぎり、さしがね、インパクトドライバー、鉛筆があればつくれます(途中から「はたがね」を買ってきてビス留めのときに固定しましたが、押さえておいてくれる人がいれば無くてもなんとかいけます)。


奥行きの広めのと狭めのを2個つくり(移動と製作がラクなように)、重ねて固定することにしました。

湿気がこもらないように風通しをよくし、食器を落としてしまわないように各段の下の方に背板を付けました。

シンプルなつくりなので、難しい技術は必要ありません。


ヤスリがけは面倒くさいからいいかなぁ…と思っていたのですが、製作中に掃除していると角に手をぶつけて擦りむいてしまい、これは使っているときにもケガしそうだと思ったので、やすりで角を落としました。


塗装は柿渋。食器を置くものなので、なるべく口に入れても安全なものを使いたいものです。庭の柿で柿渋をつくりたいと思っていますが、今回は間に合わなかったのでコーナンで買ってきた上柿渋を使用。

柿渋のにおいが苦手、という方もいるそうですが、ぼくはこの甘酸っぱいようなにおいが結構好きで、塗るのは苦になりません。

ちなみに、においがイヤな方のために、無臭柿渋というのも販売されています。




柿渋を全体に塗って屋外で半日乾かし、また別の日に塗って二度塗りしました。


写真でも分かるくらい、けっこう色が付きました。

少しずつ製作を進めたのでけっこうかかりましたが、ようやく完成!


上下の棚は、左右と後ろを板で固定しています。地震対策で、つっぱり棒で天井と固定しています。


食器を入れていくと急に食器棚らしくなるのが面白いです。

これで食器を取り出しやすくなって、ますます料理が楽しくなりそう!


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by 硲 允(about me)
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