香川への移住を検討していたとき、「春日水神市場」に初めて来たときの感動をいまも覚えています。
こんなお店があるなら、やっぱり香川に住みたい!と思ったものです。
こんなこだわりを打ち出した看板を店の外に掲げています。
春日水神市場では、無農薬(オーガニック)の新鮮な野菜が安く買えます。東京で買っていたときよりもだいぶ安くて、こんな値段で大丈夫なんやろか、と思ったものです。
無農薬の野菜が、地方だとどこでも安く買えるのかというと、もちろんそんなことはなく、和歌山のショッピングモールの有機栽培コーナーを見ると、びっくりするくらい高くて、しかもそれだと買う人が少ないので見るからに鮮度が落ちてしまっていました。これだと、「無農薬なんていうのはお金持ちのための高級品」と考える人がでてきてもおかしくないなぁと思いました。
ところが、春日水神市場では、無農薬なのが当たり前で(中にはそうでない野菜もありますが)、値段も手頃。そうすると買う人も多いので、回転率が高く(そう見えます)、新鮮な野菜が多い。ちょっと古くなった野菜は、値引きコーナーのカゴに入っていますが、「これ、他の店だったら普通に売ってるなぁ」という程度のもあります。
野菜以外にも、いろんなこだわりの食品がそろっています。
青森県弘前市で無農薬のりんご栽培に挑戦されている、まさひろ農園さんのりんご。
一つ買っていきました。
こだわりのお米もいろいろあって迷うくらいです。
コシヒカリやササニシキの先祖といわれている朝日米。農薬も、有機肥料さえ使わない自然栽培です。朝日米は生命力が強く、自然栽培に適しているとのこと。
こちらも、農薬や除草剤を使用しておらず、天日干しの棚田米。こうやって写真で、育てている風景が見られるのはいいですね。
加工品もこだわりの商品がいろいろあって、店内を見てまわるのに数十分では足りません。
こちらはぼくが住んでいる綾川町の「山清(やませい)」というところの「しょうゆ豆」。有機栽培の大豆を使用し、化学調味料無添加です。「しょうゆ豆」については、以前書いたこちらの記事をご覧ください。
こちらは、塩江(高松市)の藤川牧場の「ほんまもんの甘酒」。塩江産のお米を使っています(農薬や化学肥料を使用しているかどうかは不明)。すっきりとした甘さで美味しいです。
春日水神市場の場所はこちら。
車を使わない場合、ことでん春日川駅から徒歩10〜15分くらい。あるいは、ことでん瓦町駅でレンタサイクルを借りて自転車で、という手もあります(ぼくらは最近そうしています)。自転車だと瓦町駅から15〜20分くらい。ことでんレンタサイクルは、6時間以内だと100円、それを過ぎて24時間以内だと200円。安いです!
【関連記事】
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)