ブログで頭のお片づけ。情報が整理され、取り出しやすくなりました。


暮らしを、整える: 部屋と頭と心のお片づけ (私のカントリー別冊)


最近、家の改修を再開したので、こういう本が気になります。

身の回りが散らかっていても平気な人もいるようですが、ぼくは環境に左右されやすいようで、散らかっているとイライラしたり集中できなくなったりします。

「片付け」「整理整頓」、大事ですね。

この本は、部屋もそうですし、頭と心の「片付け」も取り上げています。

これらは連動していて、部屋が片付いていると心も落ち着くし、頭の中を整理すると心のもやもやが晴れることもあります。仕事が速くよくできる人の仕事部屋は片付いているものです。

ぼくもたいてい、机の上が片付いているときは仕事が進んでいるときで、逆もしかり・・・。どうも最近調子がわるい、と思ったら、机の上の片付けから始めると調子が戻ったりします。

「頭の片付け」について、この本では、初めて何かをしたときに写真を撮ったり、旅先の写真をまとめてミニブックにしたり、ショップカードや作家の紹介カードなどを貼ったノートをつくったり、という方法が紹介されていました。

ぼくの場合は、最近頻繁に更新し始めたこのブログが、頭の片付けに役立っています。

面白いものを見たり読んだり聞いたりしたら、なるべくそのときの気持ちが薄れないうちにブログに書くようにしています。

これを始めてから、頭の整理のされ方が明らかに変化してきました。

前までは、面白いものを見たり読んだりしたら、相方に話し、あとは忘れてしまっている、ということがよくありました。

「ほら、あのとき言ってた◯○○」、と相方に言われても、ぼくの頭はハテナマーク。

「私を外付けハードディスクにしないで」とよく言われたものですが、最近はそういうことも減ってきて、頭の中の引き出しがようやく整理されてきたようです。

前までは「四次元ポケット」というか、ブラックホールで、頭の中に入ってもどこかへ消え去って取り出すこともできない状態でした・・・。

一度ブログに書いたことは、結構よく覚えています。書くときに、そのことについて自分なりにいろいろ考えるプロセスがいいようです。情報としてそのままインプットするだけでなく、それに対して自分の思考をあれこれ働かせたことというのは、記憶に残りやすいものです。ブログに書くとなると、自分の感想や考えを書かないわけにいかなくなるので、ただ情報をインプットするときよりも必然的に頭を働かせることになります。

それでも、だいぶ前に書いたこととなると、詳しいことは忘れてしまっていたりしますが、それについて書いたことくらいは覚えているので、自分のブログを検索すれば簡単に情報を取り出すことができます。そして、それは単なる情報ではなく、そこにはそれを書いたときの自分の思いや気持ちもこもっているので、過去の自分を振り返ることにもなります。

整理や片付けの手法というのは山のようにありますが、どれもこれもやろうとすると、それこそ、それらを整理しきれなくなるので、自分に合った方法を続けるのがよさそうです。ぼくはブログが向いてるようです。