チンパンジーのベッドで寝てみたい。

「Lifestyle MUSEUM」というTokyo fmの番組で、長野県看護大学准教授の座馬耕一郎さんのお話を聴いて(Podcastで聴けます)、チンパンジーのベッドというものを初めて知りました。

野生のチンパンジーは毎日、自分のベッドを自分でつくるそうです。長い生の枝を折り曲げて土台をつくり、その上に小枝を積み重ねていくという。なるほど、折り曲げた長い枝が、人工のスプリングのような役割を果たすのでしょう。このベッドを2~3分でつくるというのにも驚きました。

人間のベッドは、つくるのも大変だし、外に出して干したり、ゴミを取り除いたりするのもけっこう大変…それが、毎日新しいものをそんなに短時間でつくれてしまうとは。もちろん、使い終えた後で自然に還らない廃棄物になることもありません。

チンパンジーのベッド、寝心地を試してみたいなぁ…

この先、本物のチンパンジーのベッドに寝るチャンスがあるかどうか、その確率は低そうですが、チンパンジーのベッドを研究して生まれた人間用ベッドが開発され、販売されているそうです。

チンパンジーのベッドをヒントに作られた人類進化ベッド(R) (IWATA)




木の枝や葉っぱは使っていませんが、たしかに形はチンパンジーのベッドで、シンプルなデザイン。寝心地が気になります。

このウェブサイトを見ると、チンパンジーのベッドづくりについて、こう書かれています。

ときどき、ベッドに横たわったはずのチンパンジーがムクリと起き上がることがあります。そして小枝を1本摘んでベッドに置いて、また横になることも。たった1本の小枝にこだわりをみせる。それがチンパンジーの眠り方なのです。

この微妙な感覚、すごいなぁと思いました。

人間用の製品だとこうはいかないだろうなぁと思いましたが、ある程度、調整できるようにつくられているそうです。

麻のベルトを調節することで土台部分のカーブを変化させたり、マットレスを軽く叩いて中のフェザーを移動させたりすることで枕の高さを変えることができます。
自分好みの眠り方は、運動をした日やデスクワークの多い日など、その日の過ごし方によっても変わるもの。たった2、3分で快適な睡眠空間を作るチンパンジーを見習って、寝る前のひとときに、その日の自分にピッタリの寝心地を探してみませんか?

普段、寝ている間に歯ぎしりしたり歯を食いしばったり、(最近はなくなりましたが)脚をつったり、(時には)腕を変な方向に伸ばして五十肩(?)になったり、寝ている間に負傷することが多く、寝床の問題もあるのかなぁと思っているので、チンパンジーのベッド、ぜひ試してみたいところです。

森のイベントで、みんなでチンパンジーのベッドをつくって昼寝をするというのも面白いかもしれません。


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by 硲 允(about me)