「不登校新聞」のこと

不登校新聞」というものを最近初めて知りました。

Tokyo fmの「Lifestyle MUSEUM」という番組に、編集長の石井志昴さんがゲストで出演して話されています(Podcastで聴けます)。

最近では、クラスに一人くらいは学校に登校していない、という話があったと思いますが、ぼくが学校にいた頃は、それほど多くなかったと思います。とはいえ、名簿に名前があるのに姿を見たことがない人もたまにいて、余程何か事情があるのだろうと思ったものですが、今となっては、全員が一般的な学校に行くことが当たり前のこととされていることのほうが異常だと思うようになりました。

ラジオのお話でもあったように、もっと多様な選択肢があっていいのではないかと思います。「学校に行く」というのは選択肢の一つだという位置であれば、もっと生きやすい世の中になるのではないかと想像します。

最近は、子どもが学校に行くのをやめた、という話もよく見聞きするようになりました。ぼく自身、学校時代は今に比べて心労が多く、自分のエネルギーを自分の自由に使うことができなかったので、学校をやめた、という話を聞くと、それはよかった、と思うのですが、親や学校をやめた当人はまだどこか「引っかかる」ところがある場合も多いようで、社会の固定観念が変わることも大事だという気がします。そして、本人がこれでいいんだ、という信念をもてることが大事だと思いますが、そのあたりのヒントがいろいろとこの新聞から得られそうです。

学校の図書室や、地域の図書館にもあったらいいなぁと思います。月に2回発行で、紙版とウェブ版があるようです。お試し版をこちらのページから読めるようになっています。


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by 硲 允(about me)