風邪は家で寝て治す

Tokyo fmの「The LIFESTYLE Museum」で、オックスフォード大学医学博士の新見正則さんのお話を聴きました(Podcastでも聴けます)。

メインパーソナリティのピーター・バラカンさんは、子どもの頃から、風邪をひいても病院に行かず、家で寝て治す、とのことで、新見さんも、普通の風邪なら病院に行かずに家で寝ていればいい、と言います(風邪のウイルスをやっつけるクスリは無く、風邪で病院に来た方には漢方薬を処方するそうです)。

ぼくもおそらく10年以上、風邪で病院に行ったことがありません。去年だったか、インフルエンザらしきものにかかって高温が続きましたが、家で寝て治しました。意識がなくなったり水も飲めなくなったりしたら、さすがに病院のお世話になろうと思いますが、普通の風邪なら、病院への行き帰りで体力を消耗したり、クスリの副作用のほうがリスクが大きいのではないかと思っています。

ラジオのトークでは、病気の心配をさせるようなテレビ番組の話にもなりました。テレビを観なくなってもう何年も経ちますが、そういえば、テレビというのはそういうものでした。全然症状がなかったのに、病院で検査したら突然おそろしい病名を告げられたり、原因不明の謎の病気に苦しめられたり…あんなものを見ても百害あって一利なしでしょう。新見さんは、バラエティ番組として観るのならいいかもしれないけれど、見ていて不安になってくるようなら見ないほうがいいと言います。

インフルエンザの話だったかな、ワクチンも効果があるのか無いのかわからない、という話でした。わずかな「御利益」を求めるのなら打ってもいいというようなお話でしたが、ぼくはワクチンも打ちません。ワクチンを打っている人のほうがインフルエンザにかかるというような話も聞きますし、副作用のほうがおそろしいです。

テレビではおそらくあまり聞こえてこないような面白いお話でした。


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by 硲 允(about me)