種採りをして、陰干ししたあと、莢のままそのまま置き去りにしていたソラマメにカビが生えているのを相方が発見。こう雨が続いてジメジメした毎日だと、それもそうだろう…。
黙々と皮むき。こういう作業は嫌いではなく、好きな部類に入る。畑を始める前なら、カビで覆われたソラマメの皮を素手で触るのはこわかっただろうけど、今ではいろんなカビと親しくなり、人間に害を及ばさないカビの見た目やにおいが分かってきたので、平気になった。
ソラマメの皮はちょっと湿っぽく、いかにも湿気を吸った様子だった。部屋の湿気取りにはいいかもしれないが、中のお豆さんたちがカビては大変!
まだセーフだった。
それにしても、皮を剥いているとカビの粉が舞い散るくらいに繁殖していたのに、皮の外側だけカビて、中は無事というのはすごい。ソラマメが中の種を発芽シーズンまで守れる仕組みになっているのだろう。きれいなお豆さんたちが飛び出してきて安心した。雨の日が続くと畑仕事ができなくて気分もどんよりしてくるけれど、いい気分転換になった。
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by 硲 允(about me)