畑のそら豆が豊作。ぼくは昔からそら豆が好きで、毎日のようにそら豆が食べられるのはそら豆天国です。
そら豆はにおいが嫌い、という方もいると思いますが、この特殊なにおいがそら豆好きにはたまりません。
そら豆は、外のごつい皮をむくと、中にころんとしたのが入ってるわけですが、ころんとした豆の薄皮をむくか、薄皮ごと食べるかは、また人によって意見の分かれるところでしょう。
そら豆好きとしては、この薄皮を捨ててしまうのはもったいない。若いうちは、薄皮ごと焼いたり茹でたりすると、薄皮ごと柔らかくなって食べられるのですが、収穫してから時間がたっていたり、畑で成長が進んでもうすぐ種になろうという段階に入ると、薄皮がかたくなります。
じっくり火を通せばある程度柔らかくなりますが、もっと簡単に柔らかくする方法がありました。茹でたそら豆をぬか床に入れておくのです。
『ぬか漬けの基本 』(山田奈美 著/グラフィック社)という本でこの方法が紹介されていました。
この本には、他にも面白いぬか漬けがいろいろ紹介されていて、ぬか漬けのバリエーションが広がります。
ぬか漬けにしたそら豆は、こうなりました。
左は見ての通り人参です。そら豆のぬか漬けは、一日漬けただけでも薄皮がだいぶ柔らかくなって味がしみていましたが、翌日には薄皮がさらに柔らかくなっていました。そら豆とぬかの風味は見事にマッチします。ご飯のお供に、クセになる一品です。
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by 硲 允(about me)