コープ自然派の遺伝子組換え(GM)ナタネ自生調査結果を読んで

コープ自然派のカタログ「ポスティ」(2019.9号)に、コープ自然派による遺伝子組換え(GM)ナタネ自生調査の結果が掲載されていました。

遺伝子組換えナタネが運ばれてくる神戸港を中心に調査した結果、今年はGMナタネを原材料にしている製油工場の周辺にかつてないほどのナタネが飛散していて、そこから道路を挟んだ製糖工場の敷地内にもナタネが飛散して菜の花のお花畑状態だったそうです。採取して20検体を調べたところ、GMナタネの陽性率75%という過去最悪の結果になったそうです。

アブラナ科の植物は交雑しやすいので、きちんと管理しておかないと、どんどん広がってしまう危険性があります。

遺伝子組換え食品は食べてすぐにわかる症状が出るわけでもないので、平気で食べる人も多いと思いますが、長期的な健康被害が懸念されます。

うちではなたね油を使うことはめったにないですが、使う家庭では毎日のように使うこともあると思うので、遺伝子組換えナタネを使用していないなたね油を選んで長期的に損はないのではないかと思います。






GMなたねについては、下の記事にももう少し詳しく書いています。

GMなたね自生調査の結果に驚く。アブラナ科の野菜と交雑するおそれも


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by 硲 允(about me)