日本人は賢くならないと、遺伝子組み換え食品という「ゴミ」をもっと食べさせられる。




遺伝子組み換え問題の専門家で、非営利団体「Institute for Responsible Technology(責任ある技術研究所)」を主宰するジェフリー・スミスさんが先日来日し、週刊金曜日の記事によると、各地での講演会や会見で次のように話されたとのこと。


GM食品の摂取によって消化管(胃、腸)に穴が空く、アレルギーの発生、不安障害などの影響が出ることがわかっている。これらの健康被害が出た人が、GM食品をやめたら体調が改善した例がある。GM飼料を与えられた家畜でも同様のことが起きている。

そういえば数年前まで、何も気にせず遺伝子組み換え(GM)食品を食べまくっていた頃、いつも胃がわるく、そのせいもあったのかもしれないと思いました。軽度のアレルギーも子どもの頃からあります。

不安障害にしてもそうですが、こういうのは、何が原因かを特定しにくい、という難しさがあります。

でも、GM食品や添加物や農薬や放射性物質を避けるなど、食事を改善すれば、いろんな症状が改善されていくものです。

食べものを変えてから、胃腸の調子がよくなり、花粉症も軽くなり、理由がわからず不安になるようなこともなくなりました。

ジェフリー・スミスさんによると、アメリカでは国民の58%がGM食品を避けたいと考えていて、食品業界もGMから撤退しつつあり、このことは、GM食品がこれからさらに日本に入ってくることを意味し、「日本の消費者が賢くならなければ、日本はGM食品のゴミ捨て場にされるだろう」とのこと。

わざわざアメリカから日本に来て、こんな警鐘を鳴らしてくれる人がいるのはありがたいことです。

ジェフリー・スミスさんは、「偽りの種子」という本も出していて、日本語の翻訳書もあります。


偽りの種子―遺伝子組み換え食品をめぐるアメリカの嘘と謀略(ジェフリー・M. スミス)


『遺伝子組み換えルーレット-私たちの生命(いのち)のギャンブル(原題 Genetic Roulette – The Gamble of Our Lives)』というドキュメンタリー映画も観てみたいなぁと思いました。




ジェフリー・スミスさんが来日されたときの講演会資料やパワーポイントのスライドが、こちらから閲覧・ダウンロードできます。


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