「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」(三上智恵監督)、明日高松で上映されます。


沖縄には高校の修学旅行で行ったきりですが、香川に来てから、距離的にも沖縄をもっと近くに感じられるようになりました。

2014年11月の沖縄県知事選で、基地の移設に反対する翁長雄志氏が選ばれ、その年の12月の衆院選では、沖縄の4つの小選挙区すべてで、新基地建設の反対を訴えた候補が選ばれましたが、安倍政権は沖縄の民意を無視し、新基地建設を強引に押し進めようとしています。

今月はじめ、新基地建設をめぐる代執行訴訟で、安倍首相は福岡高裁那覇支部が示した和解案を受け入れ、工事の中断を指示しましたが、新基地建設の方針は「何ら変わりない」としています。参院選への悪影響を懸念したパフォーマンスでしょう。

沖縄の米軍基地の問題を取り上げた、三上智恵監督の『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』という映画が、明日(3月27日)、高松で上映されます。

三上監督の前作『標的の村』も気になりつつ見逃してしまったのですが、こちらは同監督の新作。観に行く予定です。



タイトルの、「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」は、辺野古のゲート前フェンスに掲げられた琉歌(沖縄の短詩形の歌謡)の次の一節からきているそうです。

今年しむ月や 戦場ぬ止み 沖縄ぬ思い 世界に語ら(くとぅししむぢちや いくさばぬとぅどぅみ うちなーぬうむい しけにかたら)

「今年11月の県知事選挙は、私たちのこの闘いに終止符を打つ時だ! その決意を日本中に、世界中に語ろうじゃないか」という意味らしいです。

会場は、高松市男女共同参画センター第2会議室。



時間は、① 10:00〜 と ② 14:00〜 の2回。参加費は500円です。

上映会の主催は、「歴史は消せない!みんなの会・故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!香川県連絡会」。

香川では今後、小豆島や善通寺でも上映されるそうです。

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