「第13回うたづの町家とおひなさん」と「ウタヅコマチヒナマルシェ」に行った帰り、たまたま通りかかった「宇夫階(うぶしな)神社」にお参りしました。
祭神は、大国主命。その本名である大己貴命(おおなむちのみこと)として祀られています。
社殿は、昭和48年火災によって失われたそうですが、その後再建され、本殿は、伊勢
神宮の外宮第一別宮である「多賀宮御正殿」を拝戴したとのことで、国の登録有形文化財に登録されているそうです。
ぼくが気になったのは、奥にたたずむ巨石。
思わず息を飲むような風格。「いわさか」と呼ばれ、高さ5.5m、直径4m、重さ300トン以上と推定されているらしい。
この巨石の周りだけ、すっとした特別な空気が漂っていました。その隣りの木々によるものかとも思ったのですが、行ったり来たり移動してみると、やっぱり巨石の周りだけ何か違います。
別の角度からもう一枚。
石の裏にまわると、割れ目にお賽銭が器用に並べられていました。
巨石の足元で育つ木の赤ちゃん。
そこから少し離れたところにも、大きな石がごろごろ。ネットで調べてみると、もともとここにあったわけではなく、宗教的な理由で運んできたという話もありました。
いずれにしても、巨大な石自体のエネルギーが伝わってきて、すっとした気持ちで神社を後にしました。また訪れたい場所です。