春の竹炭焼き。何もせず「待つ」時間もいいものです。



森林活動の先輩の山に炭焼きの窯があり、今年も竹の炭焼きに参加してきました。去年に続いてぼくは2回目。

今年は竹を伐ったり割ったりの準備には参加できず、点火して焼き上がるのを一緒に待っていただけでした…。

どうやって炭を焼くのかという工程は去年、フォレスターズかがわのブログに詳しく書いているので、興味のある方はこちらをご覧ください。

2015年04月09日 春の炭焼き(1日目)

2015年04月09日 春の炭焼き(2日、3日目)


中の素材にある程度火が付いたら、それ以上薪をくべる必要がなく、あとは煙が透明になるのを待つのみです。ただ待つ、という、そんなゆったりとした時間もたまにはいいものです。

窯の近くで咲いた桜。途中でお花見。




炭焼きしていると、竹酢の香りが辺りに広がります。この香りが嫌いな人もいるかもしれませんが、ぼくは好きです。その後、電車に乗って温泉に行きましたが、服についた竹酢の香りを車内に放っていたかもしれません。

本格的な窯を買うと高いですが、簡易式ならドラム缶でもつくれるそうです。


あんまり耐久性がないとも聞くのでどうかなぁとも思うのですが、タダでドラム缶が手に入るならいいかもしれません。

もっと簡単な方法では、地面に穴を掘り、焚き口と煙突をつけ、竹などの材料を入れてトタンなどでフタをしてから土を被せるという方法も下の本で紹介されていました。



竹炭・竹酢液のつくり方と使い方―農業・生活に竹のパワーを生かす(池嶋 庸元 (著), 岸本 定吉 (監修))


地面に穴を掘る方法なら一番コストがかからず手軽にでき、そのうち試してみたいなぁと思っています。