昨年まで、苗から野菜を育てるのは「邪道」で、なるべく全部、種から育てたいと思っていましたが、考えが変わりました。
うちの畑はいわゆる「自然栽培」なので肥料を入れておらず、まだ今年で3年目なので、昨年は夏野菜の種を春にまいても、トマトやナスが実ったのは涼しくなった頃でした。夏野菜を「夏に」たくさん食べるにはやむを得ないということで、今年は自分で苗をつくってみることにしました。
今年からは、少しずつ野菜の販売を始めようと思っていることもあります。春夏秋冬、なるべく常にたくさんの種類の野菜が育っているように、工夫していきたいと思っています。
苗づくりのための土は、業者の場合、殺菌した土を使うと聞いたことがありますが、うちは畑の土を運んできました。
何の種をまいたか記す札をつくるために、近所で竹を伐り出してきました。
鉈(なた)で割って、簡単につくれます。
庭に放置されていた発泡スチロールの箱と、何かの苗を買ってきたり庭に捨てられていたポットをリサイクル。ポットが途中で足りなくなったので、納豆の容器を再利用。
ミニトマト、ナス、キュウリ、冬瓜、ピーマン、カボチャなどの種をまきました。
東京のナチュラルハーモニーで購入した「基土銀河」という、濃縮腐葉土(肥料ではありません)が残っていたので、種をまいた後で上から振りかけてみました。
大きなビニール袋に入れて完成。袋は口を閉じず、空気が通るようにしています。温度計を見ると、外気は約18℃。ちょっと経ってからビニール袋の中に手を入れてみると、結構あたたかかったです。
初めての苗づくり、さてどうなるか、楽しみです。また報告します。