by rules / 11165691@N03 |
学校の宿題や仕事の義務で嫌々何かを読まなければいけない、というようなこともありますが、普段、本を読んだり、ネットで何か読んだりする場合、何を読むかはその人の自由です。
自分が読みたいものや、そのときの自分が必要とするものだけを読めばいいわけです。不要なら、遠ざければいい。
ところが、他人の言っていることが、あまりに気に入らない、放置しておけない、ということもあるわけです。そういうときはどうするか?
主な行動としては、この辺りが考えられます。
- その人の言うことを批判し、その人の言葉がこの世界にもたらす効果を減じさせる
- その人の言うことを封じ、黙らせる
- その人の言うことが気に入らないなら、じゃあ自分はどう考えるのか、どう思うのか、どうしたいのかを発信する
どれか一つに限らなければいけないわけではありませんが、バランスが大事です。
まず、誰にでも「表現の自由」があるわけで、余程の場合でない限り「2」はなしでしょう。直接相手に働きかけるなら、「1」によって建設的な批判を加えていくべきだと思います。
ときに建設的な批判は必要ですが、相手を批判するばかりでは、生産性が低くなってしまいます。それと同時に、「3」によって、自分の望むものを表現していくことを主体とするほうが、結局は生産性が高まる場合が多いのではないかと思います。かといって、他者への批判が不要なわけではありません。両方必要ですが、バランスが大事。そこを見極めないと、創造のエネルギーを浪費してしまうことになってしまいます。