今日、高松で上映された三上智恵監督の『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』という映画を観てきました。
沖縄の民意を無視して辺野古の埋め立て工事を強引に進めようとする国(の言いなりになっている人々)と、それに立ち向かい、沖縄の海と平和を守ろうとする人々・・・。
映像で見ると予想以上に衝撃的で、会場を出て高松の商店街を歩くと異世界に来たような感じでした。
これを観て思ったのは、とにかく、自分が賛成できないようなことに手を貸すような仕事をすべきではないということ。
辺野古で工事を阻止しようとする人々を排除しようとする沖縄県警や海上保安庁の人員の中には、心では反対派の味方だけれど立場上、上から指示されたことをするしかないという人もいることが、映画の中でも描かれていました。
ぼくはそういうのに耐えられない人間なので、思い切って辞められないものかなぁと思ってしまいます。せっかくの人生なのに、そんな仕事を続けていて、死ぬときに「これでよかった」と思えるでしょうか。
お金のため? 生活のため? 家族のため? 辞めてもなんとかなるんちがうん!?
「正社員」への執着とか、あほらしいと思います。もっとやりがいを感じられる仕事があるんとちがうん?
人間はもっと自由に生きられるはずです。命令される仕事とか、指揮される仕事とか、気の進まないことを無理やりやらされる仕事とか、そんなのはみんなで辞めてしまったらいいと思います。他にもっといい仕事がいくらでもあるはず。「生まれてきてよかった」「生きてきてよかった」と思える仕事を自分でつくっていけるはず。