思考と身体の活動は、バランスが大事

「無心」というと大げさかもしれませんが、畑で草刈りをしたり、家で漆喰塗りをしていると、途中から何も考えていないような状態になります。

パソコンに向かって仕事をしていると、常に頭を働かせている状態になるので、時々、休息が必要になります。休もうと思ってSNSをのぞきに行っても、頭の同じような場所を使うようで、たいした気分転換にはなりませんが、畑に行ってひと仕事し、家に向かっていると、家にいるのとは別世界に行ってきたような不思議な感覚になることがよくあります。

畑から帰る途中で見た景色

思考の世界というのは無限に広がる可能性があるのかもしれませんが、あれこれ考えたあと、外に出て身体を動かすと、狭苦しいことを考えていたものだと思うことが時々あります。

かと言って、身体を動かすことばかりして思考を疎かにしていると、頭が働かなくなってちょっとボケてきたんじゃないかと思うこともあります。

要は、考えるのも身体を動かすのも、両方バランスよくしなければいけないということでしょう。

そう言葉で言うのは簡単ですが、日々実践するには、上手く予定を組み、自分の惰性と怠け心に打ち勝っていかなければなりません。