里山のゴミ拾い活動。ゴミ拾いはなかなか面白い


香川県まんのう町の備中地池。NPOフォレスターズかがわでは、普段、この周辺の森の手入れをしています。この日は、里山のゴミ拾い


参加者8人で、ボランティア用のゴミ袋とごみばさみ(ごみ拾いトング)を持って歩きました。


多いのは、空き缶やお酒の空き瓶。


捨てやすいところにはまとまってあります。

普段、落ちているゴミを拾うことはありますが、ごみ拾い活動としてゴミ拾いをするのは初めてでした。ゴミ拾いをするぞ、と思って歩いていると、ゴミを発見するのが楽しくなってきます。あった、あった、たまってきたぞー、という感じで。ただ散歩するより面白いなぁと思いました。

最初はそんな感じで余裕だったのですが、ごみが大量に捨てられている場所を発見すると、一気にゴミ袋が満タンになって重たくなり、これは散歩と比べるのはおかしい、とわかりました。ビンがたまるとけっこうな重さになり、運ぶのが大変になります。そして、すぐにいっぱいになるので、散歩どころではありません。散歩ついでにゴミ拾い、というのは難しいことがわかりました。ゴミ拾いをするならゴミ拾いと決めて、軽トラで移動しながらごみ袋を積んで廻る必要がありそうです。

ごみを拾い集めて通りがきれいになるのは心地よく、ゴミ拾い活動を定期的にしている人たちの気持ちがわかったような気がしました。なかなか爽快。身体も適度に動かすし、ストレス解消になりそうです。


一升瓶も発見。そのすぐ近くで、一升瓶サイズのタケノコも発見。


車停めになるような場所は、ゴミ捨て場にもなっていました。この奥の斜面には大量のごみが…。


燃えるゴミと燃えないごみに分別。


2時間弱で、こんなに集まりました。それにしても、いろんなゴミがあるもんです。空き缶、空き瓶、ペットボトル、靴、煙草の吸殻、弁当のポリ容器、扇風機、プリンタ、バッグ、ハードディスク、乾電池、謎のパイプ…。

ゴミを拾っていると、一つひとつは臭いを感じないものが多いですが、これだけまとまると、息を止めたくなるようなすごい悪臭でびっくり。世の中のごみをすっきり片付ければ、空気はだいぶきれいになるだろうなぁと思いました。

午後は、しいたけのホダ木の本伏せ。


寝かしてあったのを立てかけました。2年後には椎茸がたくさん育って、みんなで焼き椎茸にする予定。

NPOフォレスターズかがわでは、常時メンバー募集中です。見学も大歓迎。森の手入れ、保育園(所)や幼稚園での森のおはなし(音楽)、森のイベント(クラフト、ワークキャンプ、間伐体験など)など、いろいろしています。


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by 硲 允(about me)