「頑張りズム」について。頑張るよりもゆるみたい。

「頑張りズム」はアカンなぁ、という話を相方とよくする。

ガンバリズム…そんな言葉あるんかいな、と思って、google検索してみると、「デジタル大辞泉」にも載っていた。その定義は…

《「頑張り」に、英語の接尾語ismを付けた語》頑張り抜くことを信条とすること。

だという。

たまには頑張る必要もあるかもしれないけれど、頑張ってばかりいると、心身に無理がかかるし、それを続けていればそのうちガタがくるし、自分が楽しめなくなってしまう。

なにかを達成したり成果を出したりして、ようやく自分の価値が認められる、というような価値観を小さい頃から植え付けられると、「頑張りズム」になりやすい。

ぼくはこの頃、「頑張る」よりも「ゆるむ」ことを目指すようになった。「目指す」というのも、「頑張り」につながりやすいので、「意識する」くらいのほうがいいか…。「ゆるむ」ことを「頑張って」もゆるまない。

「頑張りズム」になると、成果や目標ばかり気になって、心の余裕がなくなってしまいやすい。毎日は、あるいは日々のこの時間は、目標に向かうための過程なのだ、という感覚になると、日々の一瞬一瞬の楽しみや喜びを逃してしまいやすい。

必要以上に頑張らず、なるべく心楽しく、余裕をもって、面白がって毎日を暮らしていきたい。


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by 硲 允(about me)