「不足感を感じないようようにする」ことを心がけていると、元気を維持しやすい。
「無いものねだり」しても、無いものはすぐには出てこない。
不足感で何かをすると、つまらなくなる。
そういえば、高校生の頃、英語の勉強が一番楽しい時期だったのを思い出した。当時、自分のオリジナルの英単語ノートをつくり、自分が知らない単語に出会ったら、ひたすらそこに書き加えていき、最初の頃は通し番号をつけていった。番号がだんだん増えていき、ノートも増えていくのがうれしくて、知らない単語に出会うのがうれしかった。今思うと、これは不足感を感じにくい単語の勉強法だったと思う。知らない単語が出てきて、「あぁ…また知らない単語が出てきた」と思って気持ちが下がり、辞書を引くのが面倒でまた気持ちが下がり、「そういえばそうだった」と、前にも調べた単語であることに気づいてちゃんと覚えていなかった自分がイヤになってさらに気持ちが下がり…となると、デフレスパイラル、不足感まみれになってしまう。
大学に入ってからは、この英単語ノートをやめてしまった。当時、通訳者になることを目指していたので、英単語は新たに覚え続けていたが、「通訳者として通用する英単語力」を目標にすると、そこに至っていない不足感ばかり感じることになる。まだまだ覚えないといけない一般的な単語や専門用語が山のようにあることを常に意識し、常に不足感を感じさせられる。そういう状態というのは楽しくない。目標は定めたとしても、そこに至るために不足していることに目を向けるのではなく、一歩一歩、着実に前に進み、積み重ねているところに目を向けたほうが気分がよくなり、楽しく進んでいける。
そういうことは、いろんなことにいえる。
SNSというのは、不足感を感じさせられやすい場だとよく思う。特に、他人の投稿ばかり見ていると、そうなってしまいやすい。不足感を感じないようにするには、何事も「自分主体」というのがコツかもしれない。
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by 硲 允(about me)
「無いものねだり」しても、無いものはすぐには出てこない。
不足感で何かをすると、つまらなくなる。
そういえば、高校生の頃、英語の勉強が一番楽しい時期だったのを思い出した。当時、自分のオリジナルの英単語ノートをつくり、自分が知らない単語に出会ったら、ひたすらそこに書き加えていき、最初の頃は通し番号をつけていった。番号がだんだん増えていき、ノートも増えていくのがうれしくて、知らない単語に出会うのがうれしかった。今思うと、これは不足感を感じにくい単語の勉強法だったと思う。知らない単語が出てきて、「あぁ…また知らない単語が出てきた」と思って気持ちが下がり、辞書を引くのが面倒でまた気持ちが下がり、「そういえばそうだった」と、前にも調べた単語であることに気づいてちゃんと覚えていなかった自分がイヤになってさらに気持ちが下がり…となると、デフレスパイラル、不足感まみれになってしまう。
大学に入ってからは、この英単語ノートをやめてしまった。当時、通訳者になることを目指していたので、英単語は新たに覚え続けていたが、「通訳者として通用する英単語力」を目標にすると、そこに至っていない不足感ばかり感じることになる。まだまだ覚えないといけない一般的な単語や専門用語が山のようにあることを常に意識し、常に不足感を感じさせられる。そういう状態というのは楽しくない。目標は定めたとしても、そこに至るために不足していることに目を向けるのではなく、一歩一歩、着実に前に進み、積み重ねているところに目を向けたほうが気分がよくなり、楽しく進んでいける。
そういうことは、いろんなことにいえる。
SNSというのは、不足感を感じさせられやすい場だとよく思う。特に、他人の投稿ばかり見ていると、そうなってしまいやすい。不足感を感じないようにするには、何事も「自分主体」というのがコツかもしれない。
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