コラム
ブログというのは一人芝居のようなものかもしれないとふと思った。 デジタル大辞泉によると、ひとりしばい(一人芝居/独り芝居)というのは、 1 一人で数人の役を演じ分けて芝居を見せるもの。 2 相手がないのに、自分の思い込みだけでいろいろな言動をとること。 ということになっている。こ...
気候変動で食糧難にある可能性がある、という話を時々見聞きする。 気候変動によって、米や大豆の生産量が減少、といった記事も見かけた。気候変動と言われても、前まであまり自覚がなかったが、畑をはじめてから気候や天候に少しは敏感になり、気候変動の影響というのはこういうことか、というのを自...
健康 食
高校生の頃、GI値というものを気にしていた時期がある。 GI値のGIとは、グリセミック・インデックス。どういう食べ物が血糖値を上げるか、という指標らしい。糖尿病でもなかったのに、どういう経路でGI値に関心をもったのか覚えていない。当時、腰の不具合に悩んでいて、食べ過ぎるとお腹が張...
まずは自分一人で満足する、というのが大事だと時々思うことがある。 「自己満」というやつだ。自己満、というのは悪口で言われることもあるが、自己満で何がわるい?と思う。まずは自己満。その先に他己満(!?)。TAKOMANがあってようやく JIKOMANが生じる、というのでは心細い。自...
ブログのタイトル、「珍妙雑記帖」にしといてよかったね、と相方が言った。雨水飲むとか…。 たしかに、雑記帖にしておいてよかった。何でも書ける。雨水を飲む話も書けるし、畑のことも書けるし、食べたもの、買ったこと、考えたこと、想ったこと、日常のちょっとしたひとコマの写真…なんでもありの...
ひとつだけの手織りマフラー100本展ONLINE
「 ひとつだけの手織りマフラー100本展ONLINE 」、はじめました。 ご縁があっていただいた織り機でマフラーづくりをはじめたら、これが面白くて、楽しくて、止まりません。自分用のマフラーは何十本、何百本も必要ないので、自分以外の誰かが使ってくれるマフラーもつくりたくなってきまし...
珍妙畑
畑でホーリーバジルを毎年育てている。毎年といっても、今年で3年目か4年目くらいだろうか。独特のなんともいい香りで、畑で摘んでいると気分がよくなる。 いろんな薬効があり、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、不老不死の薬とも呼ばれているらしい。どんな薬効があるのか詳しく知らず...
食
わがやのコーヒーの風景。 最近は、デカフェ専門。生豆を煎るのは相方に任せっぱなしで、飲む専門…。ぼくの役割は、ハーブを摘んでくるくらい。 コーヒーにハーブ!? ぼくも最近知った飲み方ですが、ドリップでコーヒーを落とす際、挽いたコーヒー豆の上にミントなどの葉っぱを敷き詰めておくと、...
お知らせが遅れましたが、9/19に珍妙畑から 高松のちろりん村 にお届け。 今回もハーブ中心です。 穂紫蘇は、今の季節限定。うちでは揚げ物はしませんが、天ぷらにしても美味しそうです。炒めものやスープに入れたり。 青紫蘇の葉っぱを刻んで大量にご飯の上に乗せて、醤油をかけて食べるのが...
最近、朝食後は粉末緑茶がお決まりになっている。そこへ豆乳も少し加える。緑茶が飲みやすい温度になるのを待ちながら、窓辺で追熟させていた小豆に手を付けた。 豆を鞘から出していく。 こういう単純作業も気持ちいい。頭が休まる。頭もちょっとだけ使うけれど、手が考え、手が動く。瞑想にも似てい...
自家製冷やし中華。 涼しい日が増えてきたけど、夏の間に一回は食べておきたいなぁ、ということになり、ようやく。 それなりに暑い日の昼で、ミニトマトとキュウリが畑で採れる日を待っていた。近所のスーパーで買ってきていたアボカドもあった。うちで仕込んだ紅生姜も出してきた。 冷やし中華とい...
思考は言語に左右される。 この頃、文章の書き方をいろいろ実験中。ブログの文章にも和歌山弁や讃岐弁が入ってきている。話し言葉っぽくなってきている。 ぼくは和歌山で生まれ育ち、大学に入るまでは、和歌山弁だけで話していれば、何不自由なかった。だけど、東京の大学では、周りがだいたい、いわ...
最近、雨水が気になる。 「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」(坂口恭平 著)という本を読んで いると、ホームレスの方たちが雨水を活用している話がいろいろでてきた。雨が降り始めてから2時間経つ頃には、雨水がきれいになって飲めるというのがホームレスの方々の体験的知識のようで、試してみ...
日本政府が、無料で配られるプラスッチック12品目の有料化を含む見直し案をつくった、というニュースを見た。 ・コンビニやカフェなどで提供されるフォーク、スプーン、ナイフ、マドラー、ストロー ・ホテルなどで用意されるヘアブラシ、くし、かみそり、シャワー用のキャップ、歯ブラシ、 ・クリ...
最近、アボカドブーム。ブームといっても、自分ひとりで。近所のスーパーでオーガニックのアボカドが買える。アボカドは前から好きやけど、オーガニックのはなかなか見当たらなかった。あっても値段が高すぎると手が届かない。届くけど、手が伸びない。近所のスーパーでは、農薬を使ったアボカドとそう...
ALCE NERO(アルチェネロ)の有機グルテンフリースパゲッティ 。 グルテンフリーの食生活をしているわけではないが、珍しいパスタを見かけると、試してみたくなる。小麦粉を避けてはいないが、精白した小麦粉の食べすぎはよくないと体で感じる。精白した小麦を使ったうどんやパスタを食べる...
この頃の朝のルーティンは、起きて口をゆすぎ、琺瑯の小鍋に水とカルダモン1粒とレモン汁少々を入れて火にかけ、沸かす間にハチミツをなめる。 朝一のハチミツは、少量で満足するこだわりのものを。 今は MOUNTAIN VALLEYのKAMAHI(カマヒ) というもの。 ニュージーランド...
香川のお店
出かけるのは少ないほうですが、世の中この状況で、出かけることがさらに減りました。家にこもっていることで、いろいろ気づきました。そのうちの一つは、人とのコミュニケーションが不足すると元気がなくなってくるということ。油断するとコミュニケーション不足になるので、不足してきたなぁというの...
最近の畑は、黄色い花がたくさん咲いています。菊芋の花に、あずきの花に、エビスグサの花。 上の写真は、菊芋の花です。菊芋にもいろんな種類があります。この菊芋は、7年前にここに来てこの畑と出会ったときから存在していました。最初は菊芋とは知らなかったのですが。そうとは知らず、買ってきた...
神山(徳島県)の道の駅で出会ったクラフトビール「SHIWASHIWA ALE」(by KAMIYAMA BEER)。 普段、アルコールは控えていて、最近は飲みたいと思うこともめったになくなったが、神山産の小麦を配合したこのビールは、一度飲んでみたいと思った。小麦は神山町の農家さん...
製本途中の風景。 一時、手製本のオンライン販売は中止していましたが、 Creemaで販売を再開しました 。 言葉は生もの、本もある種生もの…予めつくっておくと、なんとなく古びたり日焼けしたりしてくることがあるので、今は受注生産にしています。できたてほやほやをお送りできます。 写真...
住 本
「エクセルギーハウス」というのは東京にいた頃から聞いたことがあり、気にはなっていたものの、なぜかもっと詳しく知るところまではなかなか進まなかったが、ようやく本を読んだ。 『エクセルギーハウスをつくろう』(黒岩哲彦 著) という本である。 ある朝、白湯を読みながらなんとなく手に取り...
コラム 健康 食
「食べものを恐れない」がここ数日のテーマ。 普段、お米と野菜と豆とナッツの定番料理で十分満足しているつもりだけど、出かけていろんな食べものを目にすると、ちょっと心が揺れてしまう。 お店に並ぶ菓子パン、和菓子、ドーナッツ、色とりどりのお惣菜…砂糖が入っていると歯茎が腫れたり、歯が痛...
先日、映画『劇場版 アーヤと魔女』を観てきた。 映画はめったに観ない(年に1回観るか観ないか、くらい)が、ジブリの映画は気になる。 宮崎駿監督のコメント を観て、なおさら観に行きたくなった。 『劇場版 アーヤと魔女』は、想像以上に「アクション」の多い映画でちょっと疲れたが、一方で...
時々買い物をするお気に入りの店が閉店セールをしていた。ショッピングモール内でも、閉店するお店が増えた。新型コロナの影響も大きいのだろう。残念で、気の毒である。お金の使用を以前よりも抑制している買い物客が増えているのだろう。適切なところにお金が流れていってほしいものだ。外を車で走る...
とある輸入食品店で商品を見てまわっていると、商品棚のポップに「テレビで紹介されました」と書かれているのが目にとまった。 どう紹介されたのかとか、何の番組で紹介されたのかとかは、全く書かれていない。 周りのお客さんたちに、「自分ら、なめられてまっせ」と言いたくなる。テレビで紹介され...
こんなトマトジュースを近所のお店で見つけた。半額シールが貼られていて、よく見ると有機JASマークもついている。試しに1本購入。 「当麻とジュースと私と大地」という名称もなんだかいい。当麻グリーンライフというメーカーがつくっている(ショッピングサイトは こちら )。 台所に置いてあ...
人間は機械じゃないんだから、役割に縛られると面白くない。 生きているといろいろと役割が生じてくるものだけど、固定された役割ばかり演じていると、演じているつもりが、それが本質的な自分だといつの間にか勘違いしてしまう。 機械的なコミュニケーションが多い仕事を朝から晩までしていると、話...
本
元気がないときでも読める本の存在というのはありがたい。 最近読んだ、 「ものは言いよう」(ヨシタケシンスケ 著) というのは、自分にとってはそういう本だと思った(今はもう元気でました)。 絵を見る。文字を読む。くすっと笑ってしまう。くすっとでも笑えば、元気がどこかから漏れ出してく...
レシピ 料理
ある日のおやつ。 ハード系のパンにアボカドとバナナ、粒マスタードを乗せて、 鋳物のフライパン にオリーブオイルをひいて焼く。 アボカドとバナナと粒マスタードの組み合わせが絶妙。あっという間につくれて、不足感なしの美味しさ。手の混んだ料理もいいけれど、こういう簡単な料理が、日々の暮...