ALCE NERO(アルチェネロ)の有機グルテンフリースパゲッティ。とうもろこしと米のパスタ



グルテンフリーの食生活をしているわけではないが、珍しいパスタを見かけると、試してみたくなる。小麦粉を避けてはいないが、精白した小麦粉の食べすぎはよくないと体で感じる。精白した小麦を使ったうどんやパスタを食べると、眠くなったり体がちょっと重たくなったりしやすい。かつてはいつも眠たかったり体がだるかたりしたので気づかなかったが、自分の体の快適な状態がわかってくると、不調に気づきやすくなってきた。

アルチェネロの有機グルテンフリースパゲッティは、原材料にイタリア産の有機とうもろこし粉と有機米粉を使用している。

小麦アレルギーには詳しくないが、グルテンというよりも、ポストハーベスト農薬が原因になることも多いのではないかと疑っている。海外産の小麦はポストハーベストのリスクがあるので、ちゃんとしたオーガニック製品でないものは注意している。改良(改悪?)を重ねられてきた小麦品種は、グルテン量が多すぎるのもたしかに問題なのだろう。そんなにもちもちしている必要はないと思うのだけど、もちもちしたうどんやパスタが好きな人は多いのだろうか。もちもちしすぎていると、噛んでもなかなか溶けていかずに食べにくいし、消化にもわるくお腹に負担がかかっている感じがする。

グルテンフリーのパスタは、さらっとして小麦粉のパスタとはずいぶん違う食感や食味のこともあるけれど、このグルテンフリーパスタは、何も言われなければ小麦粉不使用だということに気づかないくらい普通のパスタっぽいと思った。


米粉オンリーだとなかなかこうはいかないと思うが、原材料ラベルを見ると、米粉よりもとうもろこし粉のほうが先に書かれているので、とうもろこしの割合のほうが多いようだ。とうもろこしメインのパスタというのは、初めて食べたかもしれない。トマトソースだったので、なおさら麺の風味が打ち消されて何が原料のパスタなのかわかりづらくなったところがあるかもしれない。

自然な甘みがあって風味はよく、食べ終わったあとの満足感も高い。小麦粉のパスタが好きだけど、小麦アレルギーで困っている方は、こんなパスタがあると助かるだろうなぁと思った。


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