アボカドとバナナとパン


ある日のおやつ。

ハード系のパンにアボカドとバナナ、粒マスタードを乗せて、鋳物のフライパンにオリーブオイルをひいて焼く。

アボカドとバナナと粒マスタードの組み合わせが絶妙。あっという間につくれて、不足感なしの美味しさ。手の混んだ料理もいいけれど、こういう簡単な料理が、日々の暮らしに魔法をかけてくれる。パンを焼かずに食べて、アボカドを生のままかじって、粒マスタードをスプーンで舐めて、まだもの足りないからバナナもかじって…というふうに食べても、お腹の中に入ったものは同じだけど、全部組み合わせてちょうどいい塩梅に料理するのとでは、満足感がずいぶん違う。体に入ったあとの消化・吸収も違ってくるだろう。美味しいと思って食べたものと、そうでもなく食べたものとでは、体への吸収の仕方が違ってくるのではないかと思う。そう考えると、料理はやっぱり大事。これは料理ともいえないような料理かもしれないけれど、美味しく食べる工夫が大事。


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