MOUNTAIN VALLEYのハチミツ(カマヒ)と朝の習慣

この頃の朝のルーティンは、起きて口をゆすぎ、琺瑯の小鍋に水とカルダモン1粒とレモン汁少々を入れて火にかけ、沸かす間にハチミツをなめる。

朝一のハチミツは、少量で満足するこだわりのものを。



ニュージーランドの自然保護区の原生林で採取されたハチミツ。濃厚な風味で、少量で満足する。



パッケージの日本語の説明では省かれているが、小さな英語で大事なことが書かれている。

Leaving adequate honey on our hives over the winter months makes sugar feeding unnecessary.

冬の間、ハチの巣に十分な量の蜜を残しておくことにより、砂糖の投与を不要としているらしい。ということはもちろん、ハチの巣から蜜を採りすぎて、冬の間のハチたちの餌として砂糖を投与しているケースもあるということ。

ハチが集めてきた花の蜜を全部採ってしまって、代わりにハチの健康にもわるいであろう砂糖を与えてごまかされるなんて、ぼくがハチだった怒り狂うところだろう。そんなことをされてはハチも虫歯で困ってしまうに違いない(ハチに歯はあるのか!?)。

残念ながら、砂糖を投与しているかどうかはパッケージを見てもわからないことが多いが、おかしいほど安いハチミツは砂糖でごまかしているに違いないとふんで避けている。砂糖を与えすぎると、最終の製品にも砂糖が混ざることがあるのか、ぼくの歯や歯茎が反応することがある。安かろうわるかろうのハチミツは要注意なのである。

ちなみに、抗生物質を投与しているような場合もある。そういうことも、パッケージのラベルなどを見てもわからないので、困ったものだ。食品表示の規則がどうなっているのか知らないが、ハチミツは「ハチミツ」とだけ書けば通用しているように見える。ほかは任意記載なのだろう。それだと買うほうは判断がつかないので、ハチの飼育方法や採蜜の方法などがもっと詳しくわかるようにしてもらえると助かるのに。

最後は、自分の舌、五感、体の反応頼り。朝一の感覚が研ぎ澄まされたときにひと舐めすると、判断しやすいように感じる。