ココウェルのプレミアムココナッツオイル(無香タイプ)でバターをつくる

『白崎茶会のかんたんパンレシピ』(白崎裕子 著)という本で紹介されているココナッツオイルと豆乳ヨーグルトでつくる「発酵バター」をつくってみたところ、気に入って、最近はよくパンに塗って食べています。

一般的なバターはあまり好きではなく、乳製品も食べなくなったのですが、これはクセになる美味しさ…!

ココナッツの香りがあるのも美味しいのですが、無香タイプのココナッツオイルでつくったらもっと一般的なバターの風味に近づくのかどうか試してみたくて、無香タイプのプレミアムココナッツオイルも買ってみました。


ココナッツオイルから香りを除去するなんて、どうやってるんだろう…? 

ココウェルは安全性にこだわるメーカーなので、おかしなことはしていないはずだと思いつつ一応調べたところ、ココナッツの果肉を乾燥させた「コプラ」からオイルを抽出し、それを天然石灰と活性炭を使って濾過・精製しているとのこと。

一般的には無香タイプのココナッツオイルは体によくない、という話もありますが、それは化学薬品を使って精製しているから。化学溶剤を使って抽出すると、原料の油を99%抽出できるそうですが、化学溶剤を加えたあと、高温で加熱するので脂肪酸のトランス化を招き、完成した時点ですでに酸化・劣化したオイルになってしまうとのこと…!

「トランス脂肪酸」というのは最近は悪名高くよく耳にします。これを含んだ食品をたくさん摂取すると、血中の悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが高まるそうですが、こだわりの抽出法でつくられたココウェルのココナッツオイルはトランス脂肪酸を全く含んでいないそうで、安心しました。


無香タイプでつくった発酵バターは、さらにバターっぽさが増しました(ぼくはどちらかというと、ココナッツの風味がするほうが好みですが)。

ココナッツオイルでつくったバターはお腹がもたれず、寝る直前に試食で食べても大丈夫なくらいでした。

熱に強く、酸化しにくいので、揚げ油としても活躍してくれるそうです(うちでは普段揚げ物はしないので試したことがありませんが…)。





【関連記事】

by 硲 允(about me)