冬の酒粕料理

冬になると、酒粕料理が食べたくなります。

高松の自然食品店「ちろりん村」で、寺田本家(千葉の自然酒の酒蔵)の酒粕を買ってきて、いろいろつくりました。


「酒粕おやつ―卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい 焼き菓子、酵母パン、スムージー」(南 智美 著)という本に載っている「酒粕トリュフ」のレシピをアレンジ。

ココアパウダーかキャロブパウダーを使うとのことで、キャロブパウダーで。カカオも砂糖も使いませんが、トリュフの満足感! プルーンとレーズンを入れますが、ぼくにはちょっと甘すぎたので、キャロブパウダーだけでもよさそうでした(フルーツを入れるとトリュフっぽくはなりますが!)。


酒粕チャパティ。「酒粕のおいしいレシピ 寺田本家【蔵人直伝の酒粕料理帖】」(なかじ 著)という本で、最後に直火であぶるという方法が書かれていて、試してみたらぷっくら膨れました!(写真は膨れる前ですが) 酒粕チャパティは天然酵母パンのように発酵するまで待つ必要がなく、お腹が空いたときにすぐにつくれるのがうれしいです。


おなじく上のなかじさんの本に載っている「酒粕納豆醤」。酒粕と納豆という組み合わせを試してみたのは初めてかも。味噌や玉ねぎ、ニンニクなどが入って、なかなか迫力の味わい。ぼくはお酒を飲みませんが、日本酒が飲みたくなる味です。野菜と豆腐の炒めものに入れても見事でした。そのままご飯のおともにもなるし、納豆を長く味わえるのもうれしいところ…。


酒粕を使った即席甘酒。庭で育ったゆずでつくったゆずハチミツも入れました。

酒粕を料理やおやつに使うと、美味しすぎて食べすぎてしまうのが困りものですが(!)、酵母のちからでお腹が動き出す感じがします。

珍妙畑の野菜を販売していただいているちろりん村で、冬の間に酒粕を使った野菜料理の試食会をできたらなぁと検討中です。


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by 硲 允(about me)