うちの食卓に欠かせない、豆乳ヨーグルト。
その時々の気温によって、固まるまでの時間が違って面白いです。
そもそも、どうやってつくるかというと、市販のオーガニックの無調整豆乳にオイルコーティングしていないオーガニックレーズンをひとつかみ(だいたいでOK)入れて、常温で放置しておくだけ。できるまでの日数は季節と温度によって異なりますが、冬だとだいたい1週間くらい、夏だと数日でできます。
一度できれば、あとはレーズンは不要で、食べきったら器を洗わずに豆乳を足してスプーンでかき混ぜておくだけ。一度できてしまえば、次につくるときはもっと早くヨーグルトになり、夏だと朝に食べて仕込んでおくと昼にはできています。
夏は発酵が速すぎて食べるのが追いつかず、去年までは夏はお休みにしていたのですが、今年はどんどん食べて、夏も食べ継ぎました。夏は朝、昼、夜の3回、豆乳ヨーグルトを楽しめます。
最近は涼しくなってきて、朝に食べて仕込んでおくと、できるのが昼下がりや夕方になってきました。おやつの時間に食べて仕込んでおくと、翌朝には発酵し過ぎているので、夕食のときに食べるようにしています。一晩だと、翌朝にちょうどいい具合にできています。
ちなみにうちでは冷蔵庫を使っていないので常温保存していますが、冷蔵庫に入れておくと、また発酵のスピードや発酵の仕方が違ってきます。
細かいことは気にせず、まだ半分豆乳の状態で食べてしまうこともあれば、発酵しすぎて水分が分離してチーズのようになっても食べられます。夏の豆乳ヨーグルトと秋冬のヨーグルトとでは、風味も違って面白いです。家の中に棲む微生物の状態によっても風味は異なってくると思います。豆乳ヨーグルトを毎日食べていると、微生物との付き合いに慣れてきます。
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by 硲 允(about me)